和僑がアジアやアフリカへ

「和僑」という言葉を最近はじめて知りました。意味は、日本を離れて中長期的に外国で暮らし、外国で生計を立てている日本人のことですね。中国本土から離れて海外に住む中国人のことを「華僑」と言いますね。それと同じような言葉です。海外に住むインド人の場合は「印僑」という言葉があるようです。

その和僑が最近増えているようです。主にアジアへ進出して、そこで経済的な自立を果たして長く住んでいます。また、アフリカに新天地を求めて移住している人も多くなっています。そのなかには海外に進出している会社の駐在員も含んでいます。ただ、昨今注目されている和僑のイメージとしては、海外で起業した日本人のことですね。

どうして和僑が増えているかに関しては、様々な理由があるでしょう。たとえば、少子高齢化で、日本自体の国力が低下していくと予測した人が、国を憂いながらも海外へと活躍の場をシフトするという発想ですね。また、株高しているけれども、円安だから、国の通貨価値が下がっているわけだから、これも国力の低下を意味していると判断する人が増えているとも言えますね。